ロッテ・高部が決勝打! 1番から8番に打順変更で下位打線底上げ「違和感なく入れた」

[ 2022年5月30日 05:30 ]

交流戦   ロッテ3―2阪神 ( 2022年5月29日    ZOZOマリン )

<ロ・神>先制タイムリーの高部と3勝目のロメロ(右)(撮影・長久保 豊) 
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 開幕から前日までの全50試合で1番を担ったロッテ・高部が、8番で出場。2回2死一、二塁の先制左前適時打が決勝打になった。

 「狙い通り、逆方向に打つことを考えていた。練習試合でも下位打線を打っていたので違和感なく入れた」

 決して降格ではない。チームトップの打率.277に加え、リーグ2位の57安打、2回の二盗を加え、15盗塁はリーグトップタイだ。コンディション不良で開幕2軍だった荻野が、27日に1軍昇格。指揮官は「打線の中で7、8、9番が弱かった。荻野と高部を離すことで厚みが増す」と語った「8番・高部」の意図の通り、ポイントゲッターになった。

 チームは連敗を2でストップ。「何を任されても、首脳陣から“できる”と思われたい」。高部はすでに、欠かせない武器だ。(横市 勇)

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2022年5月30日のニュース