松田、リチャードに負けん！ソフトB・井上が猛デモ　二塁打2本で実戦打率・450「打たないと残れない」

オープン戦   ソフトバンク4－8オリックス （ 2022年2月26日    宮崎・アイビー ）

＜オープン戦H・B＞8回1死、井上はこの日2本目の左線二塁打（撮影・井垣　忠夫）
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　高卒2年目のソフトバンク・井上が、途中出場で二塁打2本を放った。オリックス戦の5回の守備から「5番・三塁」で途中出場。6回2死での1打席目には村西から、8回1死での2打席目には中田から、ともに左二塁打。自慢の長打力を示した。ここまで実戦8試合に出場し20打数9安打と猛デモ中だ。

　「松田さん、リチャードさんがいて、普通に打っていても開幕戦にいけない。びっくりするくらいのを打たないと残れないので」

　定位置を狙う一、三塁手のライバルとなるリチャードは9回2死二、三塁で左翼手が飛球の目測を誤っての2点二塁打はあったが5打数1安打2三振と不調。藤本監督は途中出場で結果を残した井上の勝負強さと姿勢を評価した。「今、競争をしているギラギラ感があるのは井上と野村（大）。あとは淡々としていて横一線」と少ないチャンスでの集中力を称えていた。