阪神　開幕投手争い　対抗1番手・秋山、収穫の2回零封　緊急登板も「打者見ながらやれた」

オープン戦   阪神1－2中日 （ 2022年2月26日    沖縄・北谷 ）

＜中・神＞2回無失点の力投を見せた秋山（撮影・椎名　航）
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　先発した西勇の後を受けた緊急登板も、阪神・秋山が2回を2安打無失点にまとめた。

　「しっかり捕手の意図をくみ取った中で勝負できたし、割と打者を見ながらやれたと思います」。

　収穫あるマウンドとなった。3回無死一塁で大島を迎えた場面では、カウント2―2から引っ張らせないため外角へのカットボールを選択。抜けてしまったものの空振り三振によるゲッツーとなり、「想定できるアウトの取り方でした」とうなずいた。続く福留との対戦ではフルカウントの9球目から、6球連続でストレート。4球ファウルで粘られたが、14球目で平凡な左飛に仕留めた。

　19日楽天戦に続く今春2度目の実戦登板。矢野監督からは「前回よりキレもコントロールもあった」と評価された。開幕投手の対抗馬は、順調に歩を進めている。