ヤクルト奥川の控えめな目標設定に石橋貴明が強めのダメ出し「2桁じゃダメ」「最低15勝」

[ 2022年2月27日 20:10 ]

ヤクルト・奥川
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 昨季チーム最多タイの9勝を挙げ、優勝に貢献したヤクルトの奥川恭伸投手(20)が先輩の清水昇投手(25)とともに27日放送されたTBSラジオ「日本生命presents石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)にゲストとしてリモート出演。今季の目標に2桁勝利を挙げ、パーソナリティーを務めるお笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(60)から「2桁じゃダメ」「最低15勝」とハッパをかけられる場面があった。

 石橋から「僕らの周りでは今年のヤクルトの開幕は奥川投手じゃないかっていう説が非常に強いんですが。もう言われてるんですか?高津監督から」と水を向けられると「まだ何も聞いてないですね。もちろん目指してはいますけど、何番目でも頑張りたいなって思ってます」とまずは持ち前の謙虚さ全開で答えた奥川。

 続いて「今シーズンは奥川投手が何勝するんだろうって」と今季目標とする勝ち星について聞かれると「今シーズンは2桁っていうところをちょっと…」と言いかけた。だが、奥川が言い終わらないうちに石橋は「2桁!2桁じゃダメでしょ!」と強めに“ダメ出し”。「やっぱりね、15から18ぐらい。最低15はねぇ!勝ってもらわないと!」と続け「2桁(勝利が目標)では松井くんが怒りますよ。もっと勝ってもらわないと、ねぇ!」と奥川にとって母校・星稜(石川)の大先輩にあたる松井秀喜さん(47)の名前も出してハッパをかけられた。

 また、同じ2019年ドラフト1位のオリックス・宮城大弥投手(20)、ロッテ・佐々木朗希投手(20)について聞かれると「やっぱりニュースで見る機会がすごく多いので同世代はすごく気になりますね」とライバル心をのぞかせる場面も。自身について2人に勝っているところを聞かれると「2人のちょうど中間っていうか。球速も2人の間ですし。コントロールっていう面では2人より抜けているとはあまり考えられないので。球速では勝ってないですし、変化球とかコントロールっていう部分でもちょっと難しいかなと思うので。その間をとってやっていきたい」とどこまでも奥ゆかしく語った。

 体重については、プロ入りしてから8キロほど増量。「今が87、88ぐらいなんですけど、今シーズン中に90キロぐらいいけたらいいな、と」とも話していた。

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