阪神・糸井 実戦全6試合で安打と絶好調 打率4割も冷静「徐々に結果を求めてやっていきたい」

[ 2022年2月27日 05:30 ]

オープン戦   阪神1-2中日 ( 2022年2月26日    沖縄・北谷 )

2回、阪神・糸井は左前打を放つ
Photo By スポニチ

 チーム初安打は、阪神・糸井のバットから生まれた。2回1死の第1打席。大野雄が2ボール2ストライクから投じた外角低めのカットボールを左前に運んだ。レギュラー奪取へ、アピールが止まらない。

 「(状態は)完璧ではないですけど、徐々に結果を求めてやっていきたいと思います」

 あくまで試運転段階だが、その好調ぶりは数字が証明する。今春は実戦6試合に出場して、全試合で安打を記録。実に15打数6安打で打率.400を誇った。昨季、大野雄との対戦はなかったものの、20年の対戦打率は.333、そして19年は.500。“キラー”ぶりも健在だ。

 「(昨日は)打ち込むことを重視してやりました。自分の中では変えています。もちろん(実戦で試した)」

 前日25日も藤井康1、2軍巡回打撃コーチと打撃練習に励み、打撃フォームの微調整にも着手。27日のヤクルト戦には帯同せず宜野座で練習に時間を割くため、沖縄での実戦は終了した。「最高に気持ちいい」。充実した表情のチーム最年長が、全試合安打締めで沖縄を後にする。

続きを表示

この記事のフォト

2022年2月27日のニュース