楽天 田中和が2打席連発、2発目はスコアボード破壊する135メートル特大弾

[ 2022年2月19日 17:20 ]

プロ野球練習試合   楽天3―3阪神 ( 2022年2月19日    沖縄金武町 )

<練習試合 楽・神>4回無死、田中和の中越えホームランはスコアボードに当たり表示が一部消える(撮影・篠原岳夫)
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 楽天の田中和基外野手(26)がスタンドをどよめかせた。

 2回に2年連続2ケタ勝利をマークした阪神・秋山巧巳投手(29)のスライダーを右中間席に運ぶと、驚愕(きょうがく)の一撃は4回だ。藤浪晋太郎投手(26)の151キロ直球を捉えると、打球は中堅スコアボード上部を直撃し、楽天のスコアが試合終了まで映らない状態に。「あそこまで飛ぶとは思わなかった。カウントが有利(3―1)だったので真っすぐ1本に絞って思い切り振りました」と話すと「でもベンチで“弁償しろ、弁償しろ”と言われて…。早く直ってほしい」と推定135メートル弾に苦笑いするしかなかった。

 この日でチームの金武キャンプは打ち上げ。石井一久監督(48)は「和基は今年やらないといけない選手。そのつもりでキャンプに臨んでいる」と話すと「金武町(キャンプ)のMVPは(和田)恋と和基かな」と2人の名前を挙げた。

 外野のポジション争いは昨季打点王の島内宏明(32)、ゴールデングラブ賞の辰己涼介(25)、日本ハムから新加入した西川遙輝(29)、新外国人のマルモレホス(29)ら激戦区必至だが、18年の新人王が猛ハッスルした。

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