DeNA、即戦力ドラ2・徳山が23日の楽天戦で実戦デビューへ

[ 2022年2月19日 05:30 ]

DeNAの徳山(撮影・村上 大輔)
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 DeNAドラフト2位・徳山壮磨投手(早大)が、23日の練習試合・楽天戦(宜野湾)で実戦デビューすることが18日、分かった。

 最速151キロの開幕ローテーション入り候補が、いよいよ始動する。沖縄・宜野湾1軍キャンプで汗を流している右腕は、17日のシート打撃に初登板。最速146キロをマークし、宮崎、倉本らを相手にカーブ、カットボール、フォークも投じた。順調にキャンプを消化し「力みもありましたが、それも含めてこれからどんどん経験していきたい。自分の力を精いっぱい出してアピールしていきたい」と声を弾ませた。

 開幕先発陣では、開幕投手候補の今永昇太投手が「左前腕の炎症」で18日からリハビリ調整に入り、駒が1枚不足する可能性も高い。その中で、貴重な一枚となる徳山の存在は大きい。

 昨季もドラフト1位の入江大生投手(明大)が開幕5番手で3月31日のヤクルト戦に先発したとあり、徳山が実力を発揮し続ければ「開幕1軍」の資格は十分にある。

 大阪桐蔭では17年センバツで優勝投手となり、早大でも神宮のマウンドで躍動した野球エリート。三浦監督の期待を背負った背番号15は、地に足をつけて開幕へと歩みを進めている。 

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