阪神・藤浪　1年ぶりの対決で一発を浴びた佐藤輝を褒める「打ったテルが凄かった」　2回1失点に手応え

紅白戦 （ 2022年2月5日    宜野座 ）

紅白戦で登板した阪神・藤浪（撮影・大森　寛明）
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　今春初実戦のマウンドに上がった阪神の藤浪が、紅白戦で1年ぶりのマッチアップとなった佐藤輝との勝負を振り返った。

　ファウルで粘られた末に10球目の外角への直球を捉えられ左翼越えソロを被弾。「別に悪いボールじゃなかったと思うので打ったテルがすごかったと思います。昨年はテルもすごく振り回してる感じでしたけど、今年はそんな印象はなかった。カウントもカウントでしたし、昨年は周りにあおられて自分も真っ直ぐしか、テルもホームランしかっていう感じだったので、そういう感じは受けなかったので、パーンときれいに素直に払われたなっていう感じです」と振り返った。

　失点はその1点にとどめ、2回2安打1失点。序盤に目立った力みも修正し、決め球にカーブを使うなど“変わり身”も見せた。「先頭の近本には力み出ましたけど、それ以外はしっかりリラックスして投げられたと思いますし、ブルペンでやってることを出せたと思うので良かった」。逆襲を期す右腕が、収穫と課題を胸にアピールを続ける。