【キャンプ虎番ルポ】「虎メシ」で免疫力アップ コロナ下キャンプでも宿舎料理は豪華!

[ 2022年2月5日 05:30 ]

<阪神春季キャンプ> ホテルの食事をとる小幡 (球団提供) 
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 虎戦士はどんな“ホテルメシ”を食べているの!?元相撲部の食いしん坊としてどうしても知りたかった。今年から1軍キャンプの宿舎となったシェラトン沖縄サンマリーナリゾートの総料理長に突撃取材を試みた。

 コロナ下において提供される料理にも工夫が凝らされていることが判明した。井桶雅之総料理長がこだわりを明かした。

 「免疫力アップや疲労回復につながるものを中心に日替わりで約40種類の料理を提供しています」

 ビュッフェ形式のため、配列も考えられていた。最初に免疫力向上につながるトマトやブロッコリーなどの緑黄色野菜のコーナーがあり、次に白飯、おかずの順になっている。意図について宿舎にメニューの提言もしている球団の栄養士・吉谷佳代さんに聞くと「食べてもらいたい順番に置いてもらっている。エネルギー源となる白飯をベースに食べてほしい」と説明してくれた。実際に納豆や沖縄特産の油みそなど約15種類のお供も用意されている。高卒4年目の小幡も「白飯は毎食500グラム食べる。彩りを大事にバランス良く食べている」と満足している様子だった。

 デザートもこだわりがあった。吉谷さんは「ストレスをためないようにスイーツも充実させてほしいと要望した」といい、球場がある宜野座のイチゴを使用したショートケーキは選手たちからも好評だという。外出制限がある中、「虎のメシ」は心と体の両面で寄り添う“優しい味”となっていた。(阪神担当・長谷川凡記)

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