オリックス・宮城&紅林 コロナ療養から5日に復帰 宮崎キャンプ合流後は当面別メニュー 

[ 2022年2月5日 05:30 ]

オリックス・宮城

 コロナ禍に見舞われていたオリックス・宮城と紅林が、5日から宮崎春季キャンプに合流することが決まった。中嶋監督が「宮崎に入れます。動けなかったのは、本当につらかったと思うが、そこに関して合流できる形になったので」と明かした。

 投打の次世代コンビが回復した。1月21日に宮城が、翌22日に紅林が陽性判定。宮城は隔離療養中に2度の陰性が確認され、1日に始動。紅林は隔離療養が続いていたが、今月に入ってから2度の陰性が確認された。

 「本当にまったく動かしていない状態で来るので」と指揮官。A、B班の組み分けがあるが、2人について当面は別メニュー調整とし段階的に練習強度を引き上げる方針だ。

 昨季13勝を挙げたパ・リーグ新人王と、球団初の10代2桁本塁打を記録した若き正遊撃手。ともに、指揮官が2軍監督時代から手塩にかけた“チルドレン”の代表格。中嶋監督は「宮城の場合は1日からいけましたが、紅林の場合は“自主トレ”ちゃう?生意気な自主トレですね」とイジるのも愛情の裏返し。96年以来となるリーグ連覇、そして日本一へ――。若き投打のキーマンが、遅れを取り戻す。(湯澤 涼)

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