日本ハム新庄監督「あ!あの当時の!」04年キャンプでアーチ直撃、亀里さんと18年ぶり奇跡の再会喜ぶ

[ 2022年2月5日 09:24 ]

亀里涼太さん(右)と笑顔で話す新庄監督(撮影・沢田 明徳)
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 日本ハムの新庄剛志監督(50)が5日、1軍名護キャンプで“珍客”との再会した。

 新庄監督がメジャーから日本球界に復帰した04年、名護キャンプで放った柵越えの打球が当時地元の小学生の股間に直撃した。その当時者だった沖縄県在住の亀里涼太さん(28)がこの日、名護キャンプに来場。「I AM チン太」の横断幕を掲げて声を掛けると、指揮官は「あ!あの当時の!」と再会を喜んだ。

 実は、その直後に病院で検査を受けたところ「大腿骨頭すべり症」という、歩行が困難になる別の病気が発覚していた。幸い早期発見で両関節の手術を経て、4年がかりで完治。新庄監督の打球によって救われた感謝の思いを18年間、抱き続けてきた亀里さんは「夢みたいです」と感謝した。

 再会を果たすと、新庄監督は「奇跡の。知っている?小さい時に僕が打ったボールがこの辺(股間)に当たって、痛むんで病院に行ったら。あれ?なんて病気?ちょっと難しい(笑い)。が、発見できて4年間くらいのリハビリで動けるようになり、野球部に入れて副キャプテンまでできた。“ありがとうございました”って。良かったね」と、喜んでいた。

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