阪神・梅野が引き出した藤浪の新たな一面「晋太郎が味を占めてやってくれたら」 驚きのカーブのサイン

[ 2022年2月5日 19:09 ]

紅白戦 ( 2022年2月5日    宜野座 )

<阪神宜野座キャンプ> 登板を終えた藤浪(右)は梅野と話す(撮影・大森 寛明)
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 阪神・梅野が、藤浪の新たな一面を引き出した。

 紅白戦でバッテリーを組み、初回2死で迎えたロハスに対して追い込んでから3球目に出したサインは右腕が近年ほとんど投げてこなかったカーブ。内角低めに助っ人のバットは空を切った。

 梅野は「ブルペンでも投げているし、(藤浪は)球が速いピッチャーで(打者の)頭になさそうなボール。カウントも有利だったし、配球の中では、ちょっと遊んでやろうっていう気持ちがいい方向に出た」と明かし「晋太郎が味を占めてやってくれたらいい。晋太郎自身もビックリしてたけど(投げられたら)楽よ、出して行くよとは伝えた」と今後も配球に加えていくことを明言した。

 昨季も125試合で先発マスクを被った虎の正妻の“ひらめき”が藤浪の復活を後押ししそうだ。

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2022年2月5日のニュース