阪神・糸井　虎加入後最速実戦で22年初ヒット　40歳の「決意」をバットで示した

紅白戦 （ 2022年2月5日    宜野座 ）

＜阪神紅白戦＞6回2死、中前打を放つ糸井（投手・小川）（撮影・成瀬　徹）
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　阪神・糸井嘉男外野手（40）が5日、今春最初の実戦だった紅白戦に出場し、22年初安打を放った。

　白組の「3番・左翼」で登場。6回2死で小川からの中前打で快音を響かせた。初回1死二塁では追い込まれてから伊藤将のカーブを右飛。4回は馬場から四球を選び、5回は小川に対して二ゴロ失策だった。今春キャンプは初日から若手と同じフルメニューを消化。「みんなと一緒にやるだけで、自分にムチが打てている。1人だと妥協も多少出てくる」と精力的に過ごしてきた。

　昨年2月21日（広島との練習試合）を大幅に前倒しし、虎加入後は最速の実戦解禁。レギュラー奪還への強い決意を改めて行動で示した。