中日　キャンプ第2クールは片岡2軍監督が1軍指揮　コロナ拡大で1軍全指導者が隔離措置に

中日・片岡2軍監督

　中日は4日、立浪和義監督（52）と西山秀二バッテリーコーチ（54）が3日に新型コロナウイルスの陽性判定を受けた件で、2人と接触時間が長かった落合英二ヘッド兼投手コーチ（52）、中村紀洋打撃コーチ（48）ら1、2軍のコーチ8人とスタッフ1人を濃厚接触疑い者とし、ホテルの自室で隔離すると発表。

　コーチ8人の現場復帰は最短で第3クール初日の10日、立浪監督、西山コーチは最短11日の復帰となる見込みで、第2クールは1軍の指導者が全員隔離措置となった。一方で、選手の濃厚接触者疑いはいなかったもよう。

　非常事態を受け、きょう5日からの第2クールは2度目のコロナ感染の隔離期間が終了した片岡篤史2軍監督（52）と2軍の山井大介投手コーチ（43）、渡辺博幸内野守備走塁コーチ（51）、中村豊外野守備走塁コーチ（48）が1軍の北谷で指揮を執ることが決まった。

　▽中日・片岡2軍監督の新型コロナ感染経過　1月26日にPCR検査の陽性判定を受け自宅療養。無症状だが、本紙評論家時代の20年4月以来2度目の感染となった。28日に球団が発表。当初予定していた30日沖縄入りは取りやめ。2月1日、読谷2軍キャンプは監督不在でスタートしている。