西武ドラ1隅田 「トンボ」を「マサカリ」のように使って練習「腰を縦に回したいというのが目的」

[ 2022年2月5日 05:30 ]

トンボを使ってシャドーピッチングを行う隅田(撮影・尾崎 有希)
Photo By スポニチ

 西武のドラフト1位・隅田(西日本工大)が、土をならす「トンボ」を「マサカリ」のように肩から振り下ろす練習を行った。大学時代から行っているシャドーピッチングの一環で「腰を縦に回したいというのが目的。トンボをボールに見立てて、自然とトンボの重さで腕を振れるようになる」と説明した。トンボの重量を利用して腰の縦回転を意識付け、球に力を伝えやすくする。「投球フォームをキープすることにもつながる」と語り、初日から4日連続で入ったブルペンでは86球投げた。

 宮崎・南郷キャンプ第1クールの最終日だった4日、今井が辻監督から「“頑張ったで賞”というか、今年にかける気持ちが伝わった」と投手陣の中で最も評価された。肘を上げる新投球フォームで、初日のブルペンから球速150キロ超え。無駄な動きなく球に力を伝えるために、今キャンプでは「やり投げ」も行っている。4日はブルペンで68球投げ「力感なく強いボールを投げられるように。(今季は)200イニング投げたい」と掲げた。

続きを表示

2022年2月5日のニュース