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阪神“リアル二刀流”大学生獲り! 150キロ左腕で4番打者の日体大・矢沢を今秋ドラフトへリストアップ

[ 2022年1月23日 05:30 ]

日体大・矢沢宏太

 阪神が今秋ドラフト上位候補として、日体大の矢沢宏太投手(21)をリストアップしていることが22日、分かった。投げては最速150キロ、打っては大学通算4本塁打、走っても50メートル走5秒8の俊足で、エンゼルス・大谷翔平ばりの「リアル二刀流」を目指せるセンスのかたまりだ。

 球界関係者も「腕の振りがしなやかで地肩も強い。打撃も非凡なものを持っていて野球センスにあふれている」と絶賛する逸材。指名打者制の首都大学野球リーグで3年春から「4番・投手」として本格的な「リアル二刀流」をスタートした。

 投手としては最速150キロの直球と切れ味鋭い縦のスライダーを武器とする本格派左腕だ。15年から母校でコーチを務め、松本(西武)、東妻(ロッテ)らを育てた元中日投手の辻孟彦コーチが「指導してきた投手で、スライダーが3000回転を超える投手は初めて」と驚く“宝刀”を持ち、昨春、昨秋と2季連続で各3勝。秋は投手のベストナインも獲得した。

 打者としても藤嶺藤沢(神奈川)で高校通算32本塁打を放ち、大学でもリーグ戦通算4本塁打。さらに昨年12月の大学日本代表候補選手の強化合宿では参加選手中トップの50メートル走5秒8も計測。規格外の身体能力を誇る。

 阪神の左腕は現状、伊藤将、高橋、及川、岩崎、岩貞らが主力。ドラフト2位・鈴木、同3位・桐敷らも補強したが、まだ絶対数が足りない。今秋も左投手が補強ポイントとなり、その条件に合致する。さらに野手としても2年秋に外野手としてリーグ戦のベストナイン。近本に似たタイプで、こちらも十分戦力として計算できる。

 昨季、メジャーでア・リーグMVPに輝いた大谷とは体格もタイプも異なるが、絶対的能力を持つ点は共通する。「投手としても野手としても、1位のレベルを目指していきたい」という矢沢を、猛虎も注視していく。

 ◇矢沢 宏太(やざわ・こうた)2000年(平12)8月2日生まれ、東京都町田市出身の21歳。6歳から「町田リトル」で野球を始め、忠生中では「町田シニア」でプレー。藤嶺藤沢では1年夏からベンチ入りし同秋からエースも甲子園出場なし。高校通算32本塁打。日体大では1年春から野手でリーグ戦に出場し同秋からリーグ戦に登板。2年秋に外野手、3年秋に投手でベストナイン。リーグ通算15試合登板7勝4敗、防御率1.59。38試合で打率.265、4本塁打、17打点。1メートル73、71キロ。左投げ左打ち。

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