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ソフトBドラ4・野村 新人唯一の社会人出身、妻と娘に必ず見せる“ルーキーパパ”の格好いいプレー

[ 2022年1月23日 05:30 ]

<ソフトバンク新人合同自主トレ>ノックを受けジャンピンスローする野村勇(撮影・岡田 丈靖)
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 【22年度球界新士録(8)】ソフトバンクの新人19選手の中で唯一の社会人出身である最年長の25歳。野村勇には守るべき存在がいる。昨年3月に結婚した彩都子(なつこ)夫人、生後4カ月の長女・珠亜(みあ)ちゃんだ。新人合同自主トレ期間は筑後ファーム施設の寮で過ごすが、入寮はしない。3月からは慣れない福岡市内で新婚生活をスタートさせる。

 「(妻は)全く関係なく、友達もいない福岡に一緒に来てくれた。支えてもらっている分、しっかり野球を頑張って恩返ししたい」

 1つ年上の愛妻は夫のプロ入り後に専業主婦となった。栄養面のバランスを考え、食事面など全力でサポートしてくれる。好きな料理はハンバーグ。家に帰れば娘のぬくもりを感じられる。父親として「頑張らないといけない。記憶に残るくらいは最低限やりたい。最近は寝返りができるようになった。プロになった以上、格好いいお父さんの姿を見せたい」と言葉に力を込める。

 身長は1メートル75も遠投120メートルで50メートルは5秒8。堅実な守備とパンチ力のある打撃に定評がある。拓大時代は1年時の春季リーグ戦で2部に降格し「2部だったから、打っても、走っても全くプロが見えなかった」と振り返るが、NTT西日本では主軸で都市対抗野球に出場するなど注目を集めてプロの扉を開けた。「正直、ドラフトで呼ばれると思わなかったので夢みたい」と素直な心境を明かす。

 2月の宮崎キャンプはA組(1軍)スタートが内定。本職の遊撃は今宮、新外国人のガルビスらが競争を繰り広げる激戦区だが、負けるつもりはない。家族の愛を胸に、オールドルーキーがプロの世界に飛び込む。(福井 亮太)

 ◇野村 勇(のむら・いさみ)1996年(平8)12月1日生まれ、兵庫県出身の25歳。垂水ファイターズで野球を始め、中学時代は神戸須磨クラブに所属。藤井学園寒川(香川)から拓大を経て19年にNTT西日本入社。愛鳥家で白文鳥の「ちゅんちゅん」をペットとして飼っている。1メートル75、83キロ。右投げ右打ち。

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