雄星、「夢に向かって常に挑戦し続ける」花巻東スローガン“決してあきらめない”胸に

[ 2022年1月23日 05:30 ]

VTRでメッセージを寄せる菊池(撮影・島崎忠彦)
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 マリナーズからFAの菊池雄星投手(30)が、エンゼルスの大谷翔平投手(27)、2人の恩師である岩手・花巻東の佐々木洋監督(46)とともに第12回日本スポーツ学会大賞を受賞した。

 今オフ、米国にとどまり練習を続けている菊池は、ビデオメッセージで「花巻東高校の教えに“決してあきらめない”というスローガンがあります。夢に向かって常に挑戦し続けるという日々を送っていきたい」と決意を語った。

 09年センバツで花巻東を初の決勝進出に導くなど同校の歴史をつくってきた。昨年は大谷とともに球宴に初選出。恩師・佐々木監督は「サイ・ヤング賞を獲るという目標を本人は持っている。大谷翔平投手も凄いですけど、もっと凄いのは菊池雄星だと思っています。世界No.1の左投手になってほしい」と期待をかけた。

 昨秋の東北大会で初優勝し今春センバツの出場が確実な佐々木監督は「後輩たちも凄く刺激になっています。スター選手はいないですが、もしセンバツに選ばれることがあれば頑張りたい」と語った。(柳内 遼平)

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