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阪神・高橋の気分転換は家事!?「全部が新鮮」左肘手術から復帰へ今は我慢の時

[ 2022年1月23日 07:30 ]

阪神・高橋

 キャンプインまで10日余り。鳴尾浜の2軍施設では若虎たちの自主トレも追い込みの時期に差し掛かっている。オフの期間で体作りに励む選手もいれば、新たな挑戦で新境地を開拓しようとする選手もいる…。おのおの、野球と向き合う姿からは今年に懸ける思いが伝わってくる。

 昨年11月に受けた左肘のクリーニング手術から復活を目指す高橋も鳴尾浜で黙々と汗を流す一人だ。

 「ボール握ったら投げたくなっちゃう。(映像とかも)あんまり見ないですね。フォームとかで考え込まないようにしてるんで。自然体っていうか…。」

 昨季は春季キャンプ中に右脇腹を痛めて、戦線離脱。その後も上肢のコンディション不良に悩まされ、大きく出遅れた。9月に復帰して以降、4勝を挙げるなど、優勝争いを繰り広げる終盤に力を発揮したが、今はオフに受けた手術からの復帰に向けて、はやる気持ちを必死に抑えている。

 練習はランニングや肘に負荷がかかりすぎないウエートトレーニングなどが中心。1月に入り、ネットスローを再開したが、患部の状況を見ながら強度を調節している段階だ。そんな中で、左腕の気分転換は日常生活にあった。

 「洗濯とか、全部が新鮮。今までは全部やってもらってたんで」

 昨年12月に4年過ごした虎風荘を退寮。現在は1人暮らしをしているが、高校から11年間寮生活だった高橋にとっては何もかもが初めての連続だった。まずは家具をそろえることから始めたというが、英文の説明書を見ながらの組み立てに悪戦苦闘。ねじを目的の場所につけるのにも1時間ほど格闘したこともあった。自炊も本格的に開始。最近は豚丼に挑戦するも、「味がしなかった」と首をかしげた。それでも一人で身の回りの家事をすることが、いい気分転換になっている。

 寮にいれば野球のことばかり考えて、ネガティブなことも頭をよぎったというが、そんな暇もないほど充実した日々が高橋にとっては“救い”になっているのかもしれない。(記者コラム・長谷川 凡記)

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