ソフトB・藤本監督 伝統の新背番号「81」を初披露 ノルマは「背番号以上ですね」の81勝掲げる

[ 2021年11月17日 05:30 ]

背番号81を初披露した藤本監督
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 ソフトバンクの藤本博史監督(58)が秋季宮崎キャンプ第3クール最終日の16日、新背番号「81」を初披露した。秋山幸二元監督(59)、工藤公康前監督(58)らも背負った伝統ある番号。名将たちから引き継いだ指揮官は「藤本流」の攻めの野球をつくり上げ、来季ペナントを奪回すると強く誓った。

 真新しい「81」のユニホームに身を包んだ藤本監督は、その背番号の持つ重みを肌で感じていた。

 「当然、感じています。工藤監督、秋山監督は研究熱心、勉強熱心な監督だった。そこを見習って、少しでも近づけるように」

 V奪回に挑む来季は背番号以上の勝利を目指す。81勝は今季リーグ制覇したオリックスの70勝を大きく上回る数字だ。「パ・リーグは混戦だと思う」と優勝ラインを80勝と想定した上で「背番号、勝てれば優勝できるんじゃないかな。背番号以上ですね」とノルマを掲げた。

 就任初年度からの優勝を果たすため、妥協は許さない。実戦を想定したケース打撃では背番号「81」で初めての雷をナインに落とした。2ストライクと追い込まれてからファウルで粘り、カウント3―2をつくるのが目的だったが、栗原やルーキーの川原田らが当てにいくスイングで空振り三振に倒れた。練習後に選手たちを集めると、指揮官は「今日の練習は全く駄目。打ちにいって、ファウルを打たないと。当てにいくのはただの練習にしかならない」と厳しく言った。

 全ては藤本流の「攻める野球」をつくり上げるためだ。1点にこだわり、これまでのケース打撃で取り組んだバスター、エンドランなどに加え、バントでも「攻め」の姿勢で積極的に仕掛けていく構えだ。「山本由伸と千賀(の対決)やったら初回からバントもやっていく」。臨機応変に戦って相手を上回る野球を求め、この秋から選手に意識を植え付けている。

 11年の2軍打撃コーチ就任から11年間つけ愛着があった「76」に別れを告げ、新たな挑戦に向かう。「藤本流で常勝軍団に近づけるよう」と覚悟は固まっている。(福井 亮太)

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