広島・誠也に敏腕代理人 顧客にダル、マエケン、筒香ら 1週間前のGM会議でにおわせ発言

[ 2021年11月17日 05:31 ]

代理人のジョエル・ウルフ氏
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 鈴木誠の代理人を、米大手エージェント会社「ワッサーマン・メディア・グループ」で野球部門の代表を務めるジョエル・ウルフ氏(51)が務めることが15日(日本時間16日)、分かった。大リーグ関係者が明かした。

 ウルフ氏は現役の大リーグの日本選手では、ダルビッシュ(パドレス)、前田(ツインズ)、筒香(パイレーツからFA)、有原(レンジャーズ)を担当。かつては現役時代の松井秀喜氏もスタッフの一員として支えるなど、日本選手のサポートに精通している。

 他にもヤンキースのスタントン、カージナルスのアレナドら、大物選手を多数顧客に抱える。14年オフにはスタントンとマーリンズとの間で、当時の北米アスリートとしては史上最高額となる13年総額3億2500万ドル(約370億5000万円)の巨額契約をまとめた実績を誇る。

 1週間前に行われたGM会議の会場を訪れた際には、筒香の去就について日本の報道陣の取材を受けた際に「みんながもう一人の選手の話をしたいのは分かっているが、もう少し待ってくれ。近いうちに何かしら発表できるだろう」と話す場面も。広島からのポスティング申請手続きを経て、各球団との交渉を進める。

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2021年11月17日のニュース