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誠也の父・宗人さんが明かす決断の背景 真剣勝負減り「野球がつまらない」 転機は19年プレミア12

[ 2021年11月17日 07:00 ]

「力と力の勝負がしたい」と父に明かした広島・鈴木誠(撮影・北條貴史)

 誠也は「感謝」と言っていました。広島に育ててもらい、そして今回もメジャー移籍を容認してくれた。私も「やるからには成功しよう。全面的に後押しするよ」と伝えました。いよいよですね。

 いつしか、本人の口から「野球がつまらない」との言葉が漏れるようになりました。相手が勝負をしてくれない、四球も増える…。転機となったのは19年のプレミア12。真剣勝負の国際試合で活躍し「やっぱり勝負してもらえるのは面白い」と笑顔で言っていました。そして「ここまで来たら、力と力の勝負がしたい」とも。

 僕ら家族はあいつのプレーを見るのが大好き。つまらない、というような思いでのプレーは見たくない。楽しそうに野球に打ち込む姿こそ、誠也だと思うんです。僕からは「ファンの方にメジャーでのプレーを見てみたいと言われるのがベストじゃないか」と言いました。

 あいつは将来、打撃コーチになりたいそうなんです。打撃を教えるのが好き。そのためにはメジャーも含めたいろいろな野球を見て、自分で体験する。今回の決断に当たっては、同学年の大谷選手や筒香選手とも連絡を取っていたみたいですね。

 まだどこの球団になるかは分からない。奥さん(畠山愛理さん)は新体操のトップ選手で海外生活も長く、今回も「喜んで行ってきます。楽しみです」と言ってくれています。我々家族、本当に楽しみにしています。

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