オリックス・吉田正 ファイナルS出場へ、9日に最終チェック 骨折以降初の打撃練習で一歩前進

[ 2021年11月8日 05:30 ]

<オリックス全体練習>打撃練習をする吉田正(撮影・坂田 高浩)
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 右尺骨骨折からの復帰を目指すオリックス・吉田正は“直前チェック”でCSファイナルSの出場可否を判断することになった。9日に本拠地で実戦形式の打撃練習を行うことが判明。当日の状態を踏まえて、戦列復帰するか最終決定する。

 10月2日のソフトバンク戦で死球を受け、離脱。一時はポストシーズンでの復帰も厳しいと思われていたが、驚異的な回復をみせ、今月3日から別メニュー調整ながら1軍の練習に参加していた。

 この日は骨折後、初めてグラウンドで打撃練習も実施。持ち味であるフルスイングは見られなかったが、感触を確かめるように軽めに28スイング。柵越えこそなかったが、復帰に向け、また一歩前進した。

 10月27日のリーグ優勝決定時に「11月10日にCSが決まったので、そこに立てるように頑張る。新しい歴史をつくれるように日本一を目指していきます」と話していた。有言実行すべく、2年連続首位打者に輝いた打率・339、21本塁打、72打点の主砲が戻ってくれば、ファイナルS突破からの96年以来の日本一へ、チームに勇気と見えない力を与えることは間違いない。

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2021年11月8日のニュース