来秋ドラフト候補、東洋大・羽田野温生が1回無安打締め「大学で160キロはいきたい」

[ 2021年11月8日 18:53 ]

東都大学野球秋季2部リーグ最終週最終日   立正大2―2東洋大 ( 2021年11月8日    神宮 )

<立正大・東洋大>1回無安打無失点の好投を見せた羽田野(撮影・川島 毅洋)
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 来秋ドラフト候補に挙がる東洋大の156キロ右腕・羽田野温生投手(3年・汎愛)が2―2の9回から登板し、1回無安打無失点の好投を見せた。最後のアウトは152キロで空振り三振を奪い「4年生が最後の試合だったので、何が何でも3者凡退で斬ろうと。追い込んだら三振で終わったろと思っていた」と18球の全力投球を振り返った。

 高校時代は甲子園出場はないが、最速は147キロ。今秋リーグ戦で156キロをマークするなど、球速は順調に上がっている。「大学で160キロはいきたい。持ち味は真っすぐなので、球速は追い求めたい」と大台クリアを目標に掲げた。

 来年は大学ラストイヤー。冬場のテーマには制球力と変化球の精度を上げることを挙げ「スプリットをしっかり磨いていきたい。来年は1部を目指して、全勝で上がるくらいの気持ちでやっていく」と意欲を見せた。(川島 毅洋)

 ◇羽田野 温生(はたの・はるき)2000年(平12)4月24日生まれ、大阪府出身の21歳。小3から野球を始め、四條畷南中では寝屋川シニアに所属。汎愛では甲子園出場はなし。東洋大では1年秋にリーグ戦デビュー。1メートル88、90キロ。右投げ右打ち。

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