中日・立浪監督 「80打点20発」の中軸トリオ育成で強力投手陣との“かみ合わせ”強化だ

[ 2021年11月8日 05:30 ]

中日・立浪監督(左)は練習の合間に石橋に声をかける
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 竜の8020(ハチマルニイマル)運動だ。中日の立浪新監督が7日、課題の打線強化へ向け「3人は欲しいね」と80打点&20本塁打をクリアできる中軸トリオの確立に意欲を見せた。

 今季のセ・リーグで80打点、20本塁打をクリアしたのは広島・鈴木誠、ヤクルトの村上&山田、巨人・岡本和の4人。中日では18年のビシエドが最後だが、指揮官は「ビシエド、高橋周、新外国人も含めて。楽しみな選手もまだたくさんいる」と期待を寄せた。

 この日は名古屋市内で愛知県歯科医師会主催のイベントに出演。日本医師会推奨の「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という8020運動を応援する“健口大使”を12年間務める立浪監督は「野球人生を支えた歯と口の健康管理」をテーマに講演し、会場の125人のファンに「必ず強いチームにします」と再建を誓った。

 イベント後はナゴヤ球場で秋季キャンプを指揮。第1クール4日間を振り返り「有効に時間を使いながら非常にいい練習ができていると思う」と手応えを口にした。来季は強化した打線とリーグ屈指の投手陣をうまくかみ合わせ優勝争いに食らいつきたいところだ。 (中澤 智晴)

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2021年11月8日のニュース