つば九郎「3どのめしより、ぷろていんがすき」な雄平へ思い「やさしいおとこ」「また、あいましょう」

[ 2021年11月8日 15:15 ]

ヤクルトの球団マスコット「つば九郎」
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 ヤクルトの人気マスコット「つば九郎」が8日、自身のブログを更新。チームひと筋19年のプロ野球選手生活を終えて今季限りで現役を引退、来季からは楽天の打撃コーチに就任することが決まった雄平(本名:高井雄平)外野手(37)を労った。

 「やきゅうこぞうが、ゆにふぉーむをぬいだ。つきあいがながければながいほど、とうぜんおもいでもおおいし、ぶんがまとまらない。やきゅうこぞう、ゆうへいくん」と書き出したつば九郎。「ゆうへいくんは、ほんとうにまじめなおとこでした。やきゅうがだいすきなおとこでした。うまくなりたいと、ひっしなおとこでした。ぴっちゃーとして、こうそつどら1で、にゅうだん。とちゅうで、やしゅにてんこうし、19ねん、いっしょにたたかったゆうへいくん。ことしは、けがなどで、じんぐうであうことはありませんでした。だけど、たまに~らいんなどで、きんきょうほうこくしてくれる、やさしいおとこでもあります」とまずはその人柄に触れた。

 そして「3どのめしより、ぷろていんがすきの、ゆうへいくん、うでがふとい。ぶっとい」と愛あるいじりを入れつつ2軍で練習中だった今夏の写真を掲載。その時「つばくろう、ことしもあついから、きをつけてね~」と声をかけられたことを明かし「いつもやさしいゆうへいくん。つばくろうは、ずっと、あがってくることをしんじてまっていましたが・・・」と悔いをにじませた。

 10月5日に引退発表。チームの今季最終戦となった11月1日の広島戦(神宮)後にはセレモニーも行われた。セレモニー後に1人と1羽でがっちりと抱き合い「19ねんかんのおもいをつたえました~。ゆうへいくんになみだはなかったです。こっちはぐっときてたけどね~」。会話の最後に雄平から「Twitterはじめたので、せんでんして~つばくろうが、いうと、こうかだい!っと、みんなにいわれたので~」と伝えられたことを明かし、お願い通りに「https://twitter.com/yuheiyakyuman」のアカウントも添えた。

 「すためんぢゃないときのゆうへいくんは、いつ、でばんがきてもいいように、いつもからだをうごかしてました。じゅうなんをしたり、かがみのまえで、すいんぐをしたり。とてもひろいとはいえないべんちうらのつうろで、だっしゅもしてましたね。ときには、ほかのせんしゅにきをつかって、つばくろうのいるうらのつうろで、ひたすらかいだんだっしゅも。そのうしろすがた、そのあしおとをきいて、わかいせんしゅも、いっしょに、じゅんびをはじめるようになりました。1ぽ1ぽ、ゆうへいくんのあしおとが、みんなをうごかし、ことしのゆうしょうがあったのかもしれません。ぴっちゃーから、だしゃとしてせいこうしたのは、ゆうへいくんのれんしゅうのたまもの。ちーむのだれもがみとめる、れんしゅうのむし!せれもにーのあと、あくしゅをしたときの、てのごつごつかん、いつもばっとをふりつづけたあかし。ず~とわすれらないかんしょくになりました」

 あふれ出る思いをつづったつば九郎。最後に「しばらくは、ゆっくりやすんでください。かわいいおこさまとあそんであげてね。ごかぞくのみなさま、おつかれさまでした。また、あいましょう。みんなえみふる」と万感の思いを込めて締めくくった。

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2021年11月8日のニュース