日本ハム・新庄監督 車の屋根に乗って初の“技術指導” 秋季キャンプの遠投練習

[ 2021年11月8日 10:43 ]

車の上に乗り、指示を出す新庄監督
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 日本ハムの「ビッグボス」こと新庄剛志新監督(49)が8日、沖縄・国頭秋季キャンプを初視察し、車の上に乗って初の“技術指導”を行った。

 真っ赤な上下のジャージ姿で球場入りした新庄監督は、選手、スタッフへの訓示し、記念撮影。ランニングする選手を自らのスマートフォンで撮影したり、スタンドで練習をチェックするなど精力的に動き回った。遠投練習では、白いワンボックスカーの屋根の上に上がり、スタッフにバーを持たせて、バーよりも下へのスローを求める“技術指導”を行い、選手たちの遠投を見つめた。また、スタッフにバントマシンの速さを「もっと速く。マックス」と注文し、自ら打席に入るなどし速さを確認。「余裕。俺、意外とバント得意だったから」と稲葉篤紀GM(49)に声を掛け、身振り手振りを交えて打撃理論を語り合った。

 秋季キャンプは3日から始まっており、若手有望株の野村佑希内野手(21)や万波中正外野手(21)、4年目を1軍出場なしで終えて正念場の清宮幸太郎内野手(22)ら27選手が参加している。選手は球団公式YouTubeで配信された監督就任会見の様子をキャンプ地でチェックしており、「ビッグボスと呼びます」という声が相次いでいた。

 同キャンプは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため無観客で行われている。

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