ソフトバンクのロドリゲスが亡命か…キューバ出身育成右腕に「マイアミで行方不明」報道

[ 2021年6月7日 05:30 ]

アンディ・ロドリゲス
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 ソフトバンクの育成選手でキューバ出身のアンディ・ロドリゲス投手(22)が亡命した可能性があることが分かった。5日(日本時間6日)、中南米向けメディア「Swing Comleto」のダニエル・デ・マラス氏が自身のツイッターで「非常に近い情報筋によると、アンディ・ロドリゲスはマイアミで行方不明になっている」と投稿した。

 同メディアは「キューバ代表から逃れる4人目のメンバーになるだろう」と亡命の可能性を指摘。「ソフトバンクが接触を試みたが、できなかった」と伝えた。ロドリゲスはキューバ代表として、東京五輪米大陸予選(米フロリダ州)に参加。8日に再来日する予定となっている。ソフトバンク関係者は「状況を調査中」とした。

 ロドリゲスは150キロを超える速球と鋭いスライダーが武器のスリークオーター右腕。4月の入団会見では「日本でやってみたい気持ちが強かった」と話していた。

 過去にキューバ代表経験選手では2016年に元DeNAのユリエスキ・グリエルが弟のルルデスとハイチへ、元巨人のホセ・ガルシアがフランスへ亡命。3人ともその後、MLBと契約している。

 ソフトバンクのキューバ出身選手では育成選手だったオスカー・コラス外野手が昨年1月にキューバ出国後、メジャーとの契約を目指して亡命。球団は同年2月に制限選手として公示。同年12月に自由契約としている。ホワイトソックスと来季プレーすることで合意したと、米メディアは報道している。

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2021年6月7日のニュース