ワクチン接種後の体調不良には特例2021を適用 連続試合出場記録は継続へ

[ 2021年6月7日 17:34 ]

 プロ野球は7日、実行委員会をオンラインで開き、新型コロナウイルスのワクチン接種に備えて、接種後に副反応として体調不良を訴えた場合などは、選手の入れ替えに柔軟に対応する「感染拡大防止特例2021」(通称・特例2021)を適用することを確認した。またワクチン接種による体調不良による欠場後も、復帰後に連続試合出場記録は継続することも決めた。

 特例2021で1軍の出場選手登録を抹消された選手は、本来の再登録までに必要な10日間を待たずに1軍復帰が可能。ワクチン接種後の体調不良による欠場、抹消を、例えば1日や2日間程度とする運用が可能になる。

 先にワクチン接種が進んでいる大リーグでも、接種後の体調不良については負傷者リスト(IL)の復帰期間の制限をなくして対応している。現ドジャースの筒香嘉智は、レイズ在籍時の4月29日にワクチン接種後の体調不良を訴えてIL入り。その翌30日に再登録されて復帰し、試合にもスタメン出場した。エンゼルスの大谷翔平も開幕直後の体調不良の要因に、ワクチン接種を挙げたことがあった。

続きを表示

2021年6月7日のニュース