ホワイトソックスのラルーサ監督が歴代単独2位の2764勝目 監督生活34年目での金字塔

[ 2021年6月7日 10:13 ]

歴代2位の2764勝目を挙げてファンの歓声に応えるホワイトソックスのラルーサ監督(AP)
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 ア・リーグ中地区で首位に立っているホワイトソックスは6日、地元シカゴ(イリノイ州)行われたタイガース戦に3―0で勝利を収めて36勝23敗。今季から10年ぶりに指揮を執っているホワイトソックスのトニー・ラルーサ監督(76)は通算2764勝目(2388敗)を挙げ、ニューヨーク・ジャイアンツなどを率いたジョン・マグロー監督(1899~1932年=2763勝1947敗)を抜いて歴代単独の2位となった。

 ラルーサ氏の監督生活は1979年にホワイトソックスでスタート。1986年に26勝38敗となったところで解任されたが、同年にアスレチックスの監督に就任して1989年にはワールドシリーズを制した。1996年にはカージナルスの指揮官となりワールドシリーズで2度の優勝に貢献。昨年10月に10年ぶりに監督に復帰し、再び古巣ホワイトソックスで指揮を執っていた。球団別ではカージナルスの1408勝が最多。アスレチックスでは798勝、そしてホワイトソックスではこの日の白星が558勝目となった。

 なお監督歴代最多勝は87歳まで指揮官を務めたコニー・マック(フィラデルフィア・アスレチックスほか=1894~1950年)の3731勝(3948敗)。4位はボビー・コックス(ブレーブスほか=1978~2010年)の2504勝(2001敗)となっている。

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