阪神・スアレス出た!!球団最速タイ162キロ!!鉄壁救援陣6回終了時リードなら20連勝

[ 2021年5月17日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神6-5巨人 ( 2021年5月16日    東京D )

<巨・神>9回に登板し、162キロを記録したスアレス
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 最後は阪神・守護神のスアレスが仁王立ちした。1点リードの9回に登板すると、いずれも160キロ速球でスモークを見逃し三振、若林を中飛で2死。代打亀井に対し全球真っすぐ勝負で最後は自己最速を更新する球団最速タイの162キロで空振り三振に仕留めた。

 「とにかくチームが勝って、カードで勝ち越したことが大きいし、うれしい」

 同じ助っ人でデビュー戦だったアルカンタラに勝利をプレゼント。18試合連続無失点でリーグ単独トップを走る12セーブ目よりもチームの勝利を喜んだ。

 猛虎が誇る鉄壁の勝利の方程式が、この日も機能した。力投した助っ人右腕の後を受け、7回は岩貞が連日の登板。2死からフォークで梶谷から空振り三振を奪うなど3人斬り。「気持ちで抑えました」と熱い思いでバトンをつないだ。

 8回は岩崎が2死から岡本和に中前打を許し俊足の増田大を代走に送られても落ち着いていた。2ボールからけん制で誘い出してアウトにしピンチの芽を自らつんだ。リーグトップの16ホールドポイントに「0点で抑えることができてよかったです」とコメントも“安定”していた。

 この日を含め6回終了時点でリードした試合は4月4日中日戦から20連勝(1分け挟む)で24勝1敗1分け。抜群の安定感を誇る救援陣に矢野監督も「ホントね、頭が下がる」と感謝しきりだった。(阪井 日向)

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2021年5月17日のニュース