エンゼルス・大谷 逆転のメジャートップタイ12号2ラン、9回2死から起死回生弾 連敗4で止めた

[ 2021年5月17日 05:32 ]

ア・リーグ   エンゼルス6ー5レッドソックス ( 2021年5月16日    ボストン )

<レッドソックス・エンゼルス>9回、逆転2ランを放った大谷はチームメートと歓喜のハイタッチ(AP)
Photo By AP

 エンゼルスの大谷翔平選手(26)が16日(日本時間17日)、敵地ボストンでのレッドソックス戦に「3番・DH」で先発出場。9回の第5打席でメジャートップタイとなる12号逆転2ランを放った。

 初回2死で迎えた第1打席、レ軍の先発右腕、イオバルディが1ストライクから投じた2球目のカットボールを捉え、一、二塁間に打球が飛ぶも、大谷シフトに阻まれて二ゴロ。第2打席は2回2死一、二塁の好機も空振り三振。5回1死の第3打席は内角直球に差し込まれ三ゴロも、三塁手・デバースが悪送球し出塁。2死一塁、5番・ウォルシュが左翼越えの打球を放つと、スタートを切っていた一走の大谷は一気にホームを狙ったが、タッチアウトとなった。7回2死無走者からの第4打席は右飛だった。

 1点を追う9回2死一塁の第5打席では逆転となる2ランを右越えに放った。その裏のレッドソックスの反撃を断ってエンゼルスは逆転勝ち、連敗を4で止めた。大谷の2ランは速度97マイル(約156キロ)、角度36度、飛距離372フィート(約113メートル)で、アクーニャ(ブレーブス)、ハニガー(マリナーズ)、ジャッジ(ヤンキース)に並ぶメジャートップタイのアーチとなった。

 大谷の今季の通算打撃成績は37試合で149打数39安打29打点、12本塁打、6盗塁で打率・262。

 投手として次の先発予定はローテーション通りなら18日(日本時間19日)、ホームでのインディアンス戦だったが、1日先送りされ、19日(同20日)の同戦となったことが球団から発表された。

続きを表示

この記事のフォト

2021年5月17日のニュース