大谷 打って投げて走ってセーフティバントまで!3年ぶり白星の権利持って降板 100年ぶり偉業も達成

[ 2021年4月27日 11:05 ]

ア・リーグ   エンゼルスーレンジャーズ ( 2021年4月27日    アーリントン )

先発したエンゼルスの大谷
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 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が26日(同27日午前9時5分開始)、敵地アーリントンでのレンジャーズ戦に「2番・投手」で今季3度目の先発登板を果たした。本塁打トップの選手の先発登板は通算714本塁打&94勝を誇る「野球の神様」ことベーブ・ルースがヤンキース時代の1921年に登板して以来、実に100年ぶりの偉業となった。

 
 大谷は5回4失点9奪三振で勝利投手の権利を持って降板した。勝てば18年5月20日(同21日)のレイズ戦以来、3年ぶりの白星となる。

 打っては、初回の打席では四球で出塁。2死一、二塁から5番・ウォルシュの右前打の間に、二塁ベースから一気に本塁へ生還。レ軍の強肩の右翼手・ギャロが本塁へレーザービームを見せたが、かいくぐってスライディングしながら先制のホームイン。秒速29.3フィート(約8.9メートル)とメジャートップレベルのスピードを見せ、左足に土がついたままマウンドへ向かった。

 初回のマウンドでは逆転3ランを浴びるなど4失点。直後の3点を追う2回に第2打席へ臨み、右翼線へ適時二塁打。レ軍の先発右腕・ライルズのスライダーをとらえた。打球速度は113.8マイル(約183キロ)の高速打球だった。さらに続く3番・トラウトの左前適時打の間に同点のホームを踏んだ。3回の第3打席は空振り三振だった。3点リードの6回、第4打席に立った大谷は、初球をセーフティバント。小飛球が三塁側にあげ、そのまま一塁へ全力疾走して内野安打とし、3試合ぶりのマルチを記録した。

 2回からの投球は制球も落ち着き三者凡退。3点リードをもらった3回のマウンドは3番・ギャロ、4番・ロー、5番・ガルシアとクリーンアップを三者凡退。3回2死から6者連続三振を奪い、5回まで無失点と調子を上げた。

 大谷は4日(日本時間5日)にメジャー移籍後初めて「2番・投手」で先発し、「リアル二刀流」に挑戦。投げては5回途中3失点で、1050日ぶりの勝利投手目前で降板し、勝敗つかず。打っては初回に先制本塁打を放つなど2打数1安打だった。20日(日本時間21日)には本拠地アナハイムでのレンジャーズ戦に今季2度目の先発登板。4回1安打無失点だった。4回を終えたところで2点リードしていたが、予定の球数を超えたことで降板。1066日ぶりの白星はならなかった。7四死球を与えたものの、初回1死満塁からの3連続を含む7三振の奪三振ショーを見せた。
 
 打っては前日25日(日本時間26日)のアストロズ戦で「2番・DH」で出場。8回に2試合連続、両リーグトップタイの7号決勝ソロを放っていた。前日までの通算打撃成績は19試合77打数22安打、7本塁打3盗塁で打率・286だった。

<大谷の投球結果>
【初回】
カルフーン 三安
カイナーファレファ 中飛
ギャロ 四球
ロー 右中間3ラン
ガルシア 四球
ソラック 死球
ドール 右犠飛
ホルノ 見逃し三振

【2回】
トレビノ 左飛
カルフーン 遊ゴロ
カイナーファレファ 空振り三振

【3回】
ギャロ 空振り三振
ロー 三ゴロ
ガルシア 空振り三振

【4回】
ソラック 見逃し三振
ドール 空振り三振
ホルノ 見逃し三振

【5回】
トレビノ 見逃し三振
カルフーン 一ゴロ
カイナーファレファ 中安
ギャロ 見逃し三振

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