救援タイプの広島・バードは40試合登板が目標 内角攻める大胆さが武器

[ 2021年4月27日 05:30 ]

入団会見に臨む広島・バード
Photo By 代表撮影

 救援左腕の広島・バードは、シーズン途中からのフル回転を誓った。「チームへの貢献は試合数に反映される。40から50試合に投げられたら十分にチームに貢献できているはず。数字に縛られて目標を失うのではなく、勝利にどれだけ貢献できるかにこだわっていきたい」。米国では週3度ブルペン入りし、打撃投手も経験済み。来日前にエルドレッド駐米スカウトとも面会して、日本で活躍するための準備を済ませた。

 最速154キロの直球を中心にスライダー、ツーシーム、カーブを投げ分け、内角を強気に攻める投球が持ち味。同じ左腕のフランスアは3月上旬に受けた右膝手術からのリハビリ中とあって、勝利の方程式入りへ期待が高まっている。「少しでも早く自分のプレーを見せて、何よりファンの人たちのエネルギーも見てみたい」と1軍登板を心待ちにした。

 ◆カイル・バード 1993年4月12日生まれ、米フロリダ州出身の28歳。14年ドラフト35巡目(全体1057番目)でレイズから指名。レンジャーズ在籍の19年にメジャーデビューし、通算12試合0勝0敗1セーブ、防御率7・82。マイナー通算214試合20勝8敗23セーブ、防御率2・66。1メートル90、99キロ。左投げ左打ち。

続きを表示

2021年4月27日のニュース