大谷翔平 初回逆転3ラン被弾 本塁打トップで先発登板 ベーブ・ルース以来100年ぶり偉業

[ 2021年4月27日 09:38 ]

ア・リーグ   エンゼルスーレンジャーズ ( 2021年4月27日    アーリントン )

エンゼルス・大谷
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 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が26日(同27日午前9時5分開始)、敵地アーリントンでのレンジャーズ戦に「2番・投手」で今季3度目の先発登板を果たした。本塁打トップの選手の先発登板は通算714本塁打&94勝を誇る「野球の神様」ことベーブ・ルースがヤンキース時代の1921年に登板して以来、実に100年ぶりの偉業となった。

 初回の打席では四球で出塁。2死一、二塁から5番・ウォルシュの右前打の間に、二塁ベースから一気に本塁へ生還。レ軍の強肩の右翼手・ギャロが本塁へレーザービームを見せたが、かいくぐってスライディングしながら先制のホームイン。左足に土がついたままマウンドへ向かった。

 1点リードで登板した初回のマウンド。制球が定まらず、1死一、二塁から4番・ローに右越え3ランを被弾し、逆転を許した。さらに7番・ドールに犠飛を許して4失点を喫した。

 勝てば18年5月20日(同21日)のレイズ戦以来、3年ぶりの白星となる。

 大谷は4日(日本時間5日)にメジャー移籍後初めて「2番・投手」で先発し、「リアル二刀流」に挑戦。投げては5回途中3失点で、1050日ぶりの勝利投手目前で降板し、勝敗つかず。打っては初回に先制本塁打を放つなど2打数1安打だった。25日(日本時間26日)にはアストロズ戦に「2番・DH」で出場。8回に2試合連続で両リーグトップタイの7号決勝ソロを放っていた。
 

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