中日・大野雄、お待たせ今季初白星 首位阪神を8回1失点 今季5度目の登板でやっと

[ 2021年4月27日 20:36 ]

セ・リーグ   中日2-1阪神 ( 2021年4月27日    バンテリンD )

<中・神(4)>力投する先発の中日・大野雄(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 エースが気迫でチームの連敗を4で止めた。中日・大野雄大投手(32)が先発し、8回2安打1失点と好投。今季5度目の登板で初勝利を手にした。

 2回2死、阪神・佐藤輝に先制ソロを許したが、その後は安定感抜群の投球。140キロ台後半の直球を軸に、スライダー、カットボール、フォークを巧みに交え、阪神打線を封じた。本拠地での阪神戦は2015年5月16日の試合から7連勝となった。

 昨季は7試合目で初勝利を挙げ、そこから5連続完投勝利を記録するなど白星を量産。最終的には11勝6敗、防御率1・82。10完投、6完封なども評価され、沢村賞を獲得した。以前「7試合目で初勝利して、そこからチームがのっていったと自覚している。1試合でも早く、自分に勝ちが付けばいい」と話していただけに、待望の白星をチーム浮上の起爆剤とする。

続きを表示

2021年4月27日のニュース