阪神ファンが選ぶ「カッコいい大賞」 ダントツでドラ1佐藤輝! 日本ハム戦は初アーチ含む3安打

[ 2021年2月11日 05:30 ]

<阪・日>5回無死一塁、2点本塁打を放った佐藤輝(左は筒井コーチ)(撮影・高橋茂夫)
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 SNSとの連動企画「虎党が選ぶカッコいい大賞」の投票をTwitter上で実施し、ドラフト1位・佐藤輝明内野手(21=近大)が第2クールの同賞を受賞した。今春初の対外試合となった9日の日本ハム戦では“プロ1号”を含む3安打。ファンからは怪力に驚く声が聞かれた。(取材・構成 遠藤 礼、長谷川 凡記、阪井 日向、須田 麻祐子)

 衝撃の対外試合デビューを飾った佐藤輝への期待は、票数にも表れていた。集まった計4203票のうち、半数近くの1913票を獲得。9日に行われた日本ハム戦では2ランを含む3安打3打点の活躍を見せ、虎党を歓喜させた。同戦で2安打2打点した糸原や、7日の紅白戦で2回無失点と好投した藤浪らを抑えて、第2クールの「カッコいい大賞」に輝いた。

 『YUMA』さんは「外国人並みのパワーで盛り上げてくれた」と称賛した。

 『虎命』さんは「あの弾道の素晴らしさ、そこらのルーキーじゃない」と驚嘆した。

 『掛布タイガース31』さんは「パワーは文句なし。このまま結果を出し続けて開幕スタメンを目指して」と期待を膨らませた。

 『Blackimpact』さんは「インローの変化球をすくい上げた一発は、将来を期待せずにはいられません」と未来に思いをはせた。

 今春の実戦3試合で11打数4安打の打率・364と、ここまでは順調な歩みと言っていい。きょう11日からの第3クールでは同日に日本ハム、14日には広島と2試合の練習試合が組まれており、ここからは試合の中での競争がいよいよ本格化していく。

 大活躍した9日の日本ハム戦後にも「結果が出た半面、反省点もいっぱい出た。次に生かしていこうと思う」と語るなど、謙虚な姿勢を失うことはない。気を引き締め、もっと“カッコいい”姿をファンに届ける覚悟だ。

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2021年2月11日のニュース