巨人・野上 1軍ブルペンで175球 14日紅白戦で先発「一人一人に対して僕のボールを投げたい」

[ 2021年2月11日 12:42 ]

巨人・野上
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 2軍キャンプで調整中の巨人・野上が、1軍に呼ばれてブルペン投球を行った。14日の紅白戦に先発することも決まり、「キャンプでやっていることを出せれば。打者一人一人に対して僕のボールを投げたい」と意気込んだ。

 ブルペンでは18球ごとにインターバルを入れ、試合の状況を意識した投球練習で計175球。戸郷に握りを教わったという、曲がりの大きいスライダーを練習中だといい「握りが特殊。曲がりすぎるぐらい曲げてやろうと。指が痛い。マメが2個できている」と言いながら表情は明るかった。

 19年10月に左アキレス腱を断裂。昨季は1軍登板がなかった33歳の右腕は、投球後には桑田投手チーフコーチ補佐から「ベテランとしての駆け引き」などのアドバイスももらった。「(桑田コーチの)動画も見ている。真似するところは真似したい」とどん欲に話した。

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2021年2月11日のニュース