楽天・野村克則コーチが父・克也氏の命日に誓い「もう1年か。早いなぁ。意思を受け継ぐ」

野村克則コーチ
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　楽天やヤクルトなどで監督を務めた野村克也氏の死去から、11日でちょうど1年を迎えた。息子の楽天・野村克則捕手育成コーチが球団を通じて尊敬する父への思いを語った。

　「もう1年か。早いなぁ。という思いが今の正直な気持ちです」

　突然の訃報から1年が経った。1月24日の一周忌の法要で墓前に手を合わせた。今季から捕手育成コーチとして若手の育成に尽力しており「自分ができる限りのことを選手たちに教えながら、今の職をしっかり務めて野球に対する思い、姿勢を見せていきたい」と表情を引き締める。

　「教わったことを次世代に繋げていきたい。そう思いながら日々を過ごしています。これからも野村監督の意思を受け継ぎながら、石井一久GM兼監督のもと、選手の育成に尽力してまいります」

　受け継いだ遺伝子を次の世代へ。それが何よりの恩返しになる。