専大松戸の吉岡は走れる4番 陸上部で磨いた快速をセンバツで披露

[ 2021年2月11日 16:21 ]

50メートル6秒0の快速を誇る吉岡外野手(撮影・柳内 遼平)
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 今春センバツに出場する専大松戸が11日、同校グラウンドで紅白戦を行った。今秋のドラフト候補で高校通算8本塁打の吉岡は「4番・左翼」で4打数2安打。「当たりは良くなかったが、スイングの感触は良い。甲子園では本塁打を打ちたい」と力を込めた。

 松戸市立第四中時代は硬式の江戸川中央シニアでプレーしたが、平日は陸上部で脚力を磨いた。「スタートの体重移動やカーブでもスピードを落とさずに曲がる走り方を身につけた」と走塁に生かしている。

 3回は三塁手正面のゴロを50メートル6秒0の快足で内野安打。不動の4番は足でも相手に脅威を与える。

 エースのサイド右腕・深沢は6回を2失点。従来は無走者でもセットポジションから投じていたが、この日はワインドアップも試した。「球の勢いを出すためにチャレンジしました。コントロールがバラついたので修正していきたいです」と振り返った。

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2021年2月11日のニュース