野村克也氏の命日に教え子の楽天コーチ陣が追悼 渡辺直人、鉄平、小山伸一郎…「良い報告を」

[ 2021年2月11日 17:11 ]

<楽天キャンプ9日目>野村克也さんの一周忌に半旗が掲げられた球場でアップする楽天投手陣 (撮影・白鳥 佳樹)      
Photo By スポニチ

 楽天やヤクルトなどで監督を務めた野村克也氏の死去から、11日でちょうど1年を迎えた。指導者になった楽天時代の教え子たちが命日に偉大な恩師を追悼した。

 ▼渡辺直人(1軍打撃コーチ)
 本当に亡くなってしまったのかなと、まだ実感がわいていないのが正直なところです。
 この世界で生き抜くすべを教えていただいた恩師ですので感謝の思いしかないですね。己を知るということと準備を大切にすることは、教えていただいた中でも特に覚えていることです。
 日本一になって最高の結果を出して、「やりましたよ!」という報告ができるように頑張ります。

 ▼鉄平(1軍打撃コーチ)
 本当にお世話になった方ですし、感謝してもしきれないくらいの思いはありますが、僕の中ではまだ亡くなられたという感覚が無いですね。ふと気づいたときにテレビで評論をされてる姿が見られるのではと思いながら過ごした1年でした。
 野村監督に使っていただけなかったら、今のコーチをやっている姿もなかったと思いますし、野球人生を作り上げていただいた方なので、とても感謝をしています。実際のところ、野球に対する考え方や僕の教え方の基盤になっていることは間違いないです。
 野村監督が僕たちに教えてくれたこと、「考えてやる野球」「準備する野球」そういったことを僕たちが継承して選手たちに繋げる、勝ちに繋げられるようにして今季が終わったときにいい報告ができればと思います。

 ▼小山伸一郎(1軍投手コーチ)
 1年はあっという間なのかなと感じます。
まだ亡くなったということが信じられないですし、また突然グラウンドに来るんじゃないかなという思いはあります。
 野村監督の下でいろいろな野球や考える野球の大切さを教わり、それがコーチとして教える立場になった時に身に染みてわかったので、次の世代の選手達にしっかりと伝えていきたいと思います。 

続きを表示

2021年2月11日のニュース