巨人・原監督「捕手2人制」構想 「1人がまずしっかり」で攻撃的チーム編成に

[ 2021年2月11日 05:30 ]

巨人・原監督
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 巨人・原監督が、オプションの一つとして「捕手2人制」構想を掲げた。他球団を見渡しても3人制が一般的だが「もしプランニングが許すなら。なかなか3人目のキャッチャーを使うところがない」と説明した。

 捕手2人制を敷く第一条件は「1人がまずはしっかりしないと」と言う「正捕手台頭」。この日休養日だったキャンプでは、宮崎の1軍本隊で大城、岸田、沖縄の「S(スペシャル)班」で炭谷、小林が汗を流している。昨季は大城が最多93試合に出場したが、他3捕手も黙っていない。

 2つの目の条件は「万能選手のベンチ待機」だ。過去には故木村拓也氏を捕手として緊急起用した指揮官。昨季は大差をつけられた試合で野手の増田大を投手起用し、今キャンプでは外野手の石川にブルペンで捕手練習させた。

 シーズン中に捕手2人制を敷けば、打力の高い野手1人をベンチに加え、より攻撃的なチーム編成が可能。新たな構想を模索していく。(神田 佑)

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2021年2月11日のニュース