侍ジャパン・稲葉監督 ソフトバンク・柳田に打撃の軸期待

[ 2021年2月11日 05:30 ]

ソフトバンクキャンプを訪れた侍JAPAN・稲葉監督と話す千賀(中)柳田(右)(球団提供)
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 侍ジャパンの稲葉監督がソフトバンクの宮崎キャンプを訪問し、3日から始まった12球団の視察を終えた。

 昨季はコロナ禍で球場などでの視察を控えた。今季は久々に各球団の監督、選手と顔を合わせ「野球界で一つになって、みんなで東京五輪を勝てるようにやっていければ」と気持ちを新たにした。この日は、両アキレス腱の不調でリハビリ組で調整中の柳田とも言葉を交わした。4番を任せる広島・鈴木誠らとともに打線の軸として期待。「三拍子そろった選手。何番を打つか、という構想も少しずつ立てながら」と話し、柳田も「東京五輪日本代表に選んでいただけるように頑張る」と語った。

 公式戦開始後は、各球場で候補選手を視察予定。「どんどん見たい選手を見に行って準備したい」と7月28日から始まる東京五輪を見据える。法大4年時、神宮を視察した野村克也さんに見いだされて始まったプロ人生。ヤクルト時代、野球の極意を学んだ恩師にささげる金メダルを目指す。

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2021年2月11日のニュース