日本ハム“木田画伯” 国頭キャンプ順調です!“屋台骨支える”経験豊富な3コーチ

[ 2021年2月11日 05:30 ]

木田画伯の球界絵日記
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 日本ハムの木田優夫2軍総合兼投手コーチ(52)による「木田画伯の球界絵日記」は今回も沖縄・国頭キャンプ編。2軍投手担当の島崎毅コーチ(53)と加藤武治コーチ(42)、山中潔2軍バッテリーコーチ(59)の紹介です。

 国頭キャンプも第2クールが終了しました。ここまでは天候にも恵まれ、順調にスケジュールを消化しています。しかし、キャンプが順調に進んでいるのは天候に恵まれているからだけではなく、各担当コーチが選手と一緒にしっかり練習しているからだと思います。今回は、そのファームを支えているコーチ陣を紹介します。

 まずはピッチングコーチです。僕の肩書にもピッチングコーチがついていますが、去年から担当している島崎、加藤両コーチがしっかり選手を見てくれています。ともに最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲ったことがある両コーチは指導者としても経験豊富です。島崎コーチは僕が選手としてファイターズに在籍していた時のコーチでもありますが、もう20年近くコーチやスコアラーとしてチームを支えています。また、その頃一緒に島崎コーチに選手として指導を受けた加藤コーチは、大学野球でも投手コーチを経験してファイターズに戻ってきています。

 そして、捕手だけでなく、僕ら3人のピッチングコーチと一緒にバッテリーを指導している山中コーチも経験豊富な指導者です。現役でも5球団でプレーされていますが、指導者としてもプロ野球、大学野球で複数のチームを指導されています。改めて紹介したように僕以外のバッテリーを見ているコーチは本当に経験豊富な人ばかりなので、選手は一つでも多く学び取ってさらにレベルアップしてほしいと思います。

 次回は、バッティング、守備のコーチを紹介したいと思います。あ、でもコーチには去年から在籍していた人が多く、去年の似顔絵Tシャツ企画で描いた人ばかりで、僕が楽をしようとしているわけではありません。 (日本ハム2軍総合兼投手コーチ)

 ○…島崎コーチは日本ハム時代の96年に54試合に登板し、5勝4敗14セーブで最優秀中継ぎ投手に輝いた。加藤コーチは横浜(現DeNA)時代の06年に川村、木塚、クルーンと救援4投手でフル回転して「クアトロK」と呼ばれ、最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得。山中コーチは80年に入団した広島を皮切りにダイエー(現ソフトバンク)、中日、日本ハム、ロッテでプレーしている。加藤コーチは国士舘大、山中コーチは東京国際大、ノースアジア大で指導経験がある。

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2021年2月11日のニュース