阪神・藤川SA 2軍キャンプで80分の熱血指導 サイド転向の石井将に「大きなピースになる可能性」

[ 2021年2月7日 05:30 ]

藤川SAから指導を受ける石井将希投手
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 阪神の藤川球児スペシャルアシスタント(SA)が高知・安芸キャンプを訪れ、いきなり若手を指導した。ブルペンに足を運ぶと、昨秋から横手投げに転向した石井将に対し助言。途中から捕手をホームベースの2メートル手前に座らせて投げさせるなど指導は80分にも及んだ。

 「チームにとって大きなピースになる可能性がある。チャンスが来たときに準備が整っていなかったら、逆にピンチになるんでね」

 左腕も「数少ないチャンスをモノにできるように」と改めて自分の立ち位置を理解し、奮起した。

 今回の視察は、それぞれの立場の選手に「方向性を示す」ことが最優先という。平田2軍監督も「藤川球児から全吸収しろ。いろんなことを吸収して自分の投球につなげてほしい」と積極的な指導を容認しており「球児効果」を期待した。(須田 麻祐子)

 《藤浪のワインドアップ不安》藤川SAが6日に放送された「こやぶるSPORTS」(カンテレ、毎週土曜日、午後5時から)で、藤浪のワインドアップについて不安を口にした。「振りかぶるという新しい作業に入ったので、うまくいくのか。本人にとってワインドアップは必要なのかもしれないが、チームにとって必要なのかどうか。調整が間に合うかどうかも含めて実は心配」と問題提起もした。

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2021年2月7日のニュース