阪神のルーキー3人衆 紅白戦登板へ ドラ3佐藤蓮は矢野監督から「ブルペンで一番良かった」

[ 2021年2月7日 05:30 ]

<阪神キャンプ>投内連係の練習でベースカバ―に走る佐藤蓮(撮影・大森 寛明)
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 紅白戦で初実戦登板に臨む阪神ドラフト3位・佐藤蓮(上武大)が、ブルペン投球を矢野監督から褒められた。この日、目立った選手を問われた指揮官が「蓮が良かった。このブルペンで一番良かった」と即答。右腕も“プロ初マウンド”で、今の自分の投球を出し切ることを誓った。

 「細かいところは気にせず自分のボールを投げるだけ。結果は後から付いて来るもの。打たれたらしょうがないと思っていく。直球だけじゃなくカーブ、フォークも使って、自分のボールを投げられたらと思います」

 自身もこの日の投球について「キャンプでは一番いいボールを投げられた」と手応えあり。ポテンシャル十分の剛腕が、プロの打者相手にまずは腕試しだ。

 《ドラ2伊藤将「打者の見送り方、しっかり見たい」》ドラフト2位の伊藤将(JR東日本)は、ブルペンで44球を投げ、紅白戦での実戦デビューに備えた。「真っすぐは上がってきている。自分が持っている力をアピールしていきたい」。中継ぎで1回を予定。プロの打者に初めて対した4日のフリー打撃登板を踏まえ「バッティングピッチャーのときは球種を言って投げた。今回は(打者が球種を)分からない状況で投げるので、打者の見送り方とか、しっかり見ていきたい」と確認ポイントを挙げた。

 《ドラ8石井大「一番自信ある真っすぐで勝負」》ドラフト8位の石井大(四国・高知)は、ブルペンには入らず、紅白戦での実戦デビューに備え「つまらない緊張でボール球が先行しないように、ちゃんとした投球をしたい。一番自信がある真っすぐで勝負していけたら」と意気込んだ。中継ぎで1回を予定。「独立(四国・高知)では先発だったけど、中継ぎタイプと言われてきたし、1イニングにガッといくメンタル」と適性を自らアピールし「挑戦します」と腕ぶした。

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