ハンク・アーロン氏逝く 黒人選手差別と闘い、王氏とライバル 今月6日にコロナワクチン接種したばかり

[ 2021年1月23日 01:26 ]

現役時代のハンク・アーロン氏=1974年4月(AP)
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 メジャー歴代2位の755本塁打の記録を残したハンク・アーロン氏が死去したと22日(日本時間23日未明)、米CBS系列アトランタ局の電子版が報じた。86歳だった。22日午前に亡くなり、死因は報じていない。

 54年にブレーブスでメジャーデビューしたアーロン氏は、1年目から2桁の13本塁打を放ち、引退する76年まで23年連続2桁本塁打し「世界のホームランキング」と呼ばれた。同時期に活躍したソフトバンク・王貞治球団会長とは、日米の本塁打王として海を越えたライバル関係にもあった。74年にはベーブ・ルースの本塁打記録714本を抜き、通算755本塁打は07年にバリー・ボンズに抜かれるまで33年間大リーグ記録として輝き続けた。

 引退後はブレーブスの球団副会長などを歴任。王会長とは世界少年野球大会を提唱し普及活動にも務めた。野球選手としてのデビューはニグロ・リーグで、黒人選手への差別とも闘い続けた。今年1月6日には新型コロナウイルスのワクチンを公に接種した。黒人の著名人や家族らとその過程を公開。米国内の黒人たちへワクチンが安全だというメッセージを伝えるためだったとされる。通算2297打点は歴代1位で、通算3771安打は歴代3位の記録となっている。

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