エンゼルスGMが電話会見 巨人・菅野の名前出さずも「移籍市場を注視し最大限の補強を目指す」

[ 2020年12月8日 20:28 ]

エンゼルスのミナシアンGM
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 エンゼルスが7日(日本時間8日)、レッズからメジャー通算106セーブのライセル・イグレシアス投手(30)をトレードで獲得した。交換要因には大谷と親しくオンラインゲームなどを共にするノア・ラミレス投手(30)と後日決まる選手が送られる。

 電話会見に応じたエ軍のペリー・ミナシアンGMはイグレシアスの安定した実績を称え「彼を獲得できたのは大きい」と喜んだ上で「今後も先発と救援投手の補強を続ける」と明言。この日ポスティングシステムを申請した巨人の菅野智之投手(31)の名こそ出さなかったものの「移籍市場を注視し最大限の補強を目指す」と意気込んだ。資金力に余裕のあるエ軍は先発2番手として菅野の獲得を目指していると地元紙ロサンゼルス・タイムズが伝えている。

 また、守護神イグレシアスを放出し9万1250ドル(約9億5000万円)の年俸削減に成功したレッズのニック・クラールGMはオンライン会見で「このトレードで別の部分にお金を使うことができる」と話した。レ軍は先発投手と遊撃手の補強を目指しており、今後の動向が注目される。

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2020年12月8日のニュース