正力賞はソフトバンク工藤監督 5度目受賞は歴代最多に 王会長「立派な仕事をした」

[ 2020年12月8日 17:00 ]

ソフトバンク・工藤監督
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 今年のプロ野球の発展に最も貢献した監督や選手に贈られる「正力松太郎賞」の選考委員会が8日、都内で行われ、ソフトバンクを4年連続の日本一に導いた工藤公康監督(57)が3年連続で受賞した。選手時代を含めて5度目の受賞で、王貞治球団会長の4度を抜く歴代最多となった。

 選考委員会の座長を務める王会長は「30年ぶりの(日本一)4連覇という新たな歴史を刻んだ。順当な選考だったと思う」と工藤監督の手腕を改めて高く評価した。

 受賞者を決める議論では、打線の核としてチームをけん引した柳田悠岐選手の名前も挙がった。約40分の協議のすえ、最終的に工藤監督に決定した。

 工藤監督の5度受賞は、王会長の4度を抜いて歴代最多。王会長は「回数に制限があるわけではない。それだけ工藤監督が立派な仕事をしたということ」と話した。

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2020年12月8日のニュース