【広島・森下と一問一答】新人王発表「楽しみです」 来季へ「もう一つレベルアップできるように」

[ 2020年12月8日 15:15 ]

<広島契約更改>契約更改を終え会見する森下
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 広島の森下暢仁投手(23)が8日、広島市内で契約更改交渉に臨み、1600万円から2700万円増となる4300万円で更改した(金額は全て推定)。以下、森下と一問一答。

 ―初めての契約更改を終えて。
 「やっぱり緊張感ありました」

 ―金額は。
 「アップしました。しっかり評価してもらっている、と思いました」

 ―使い道。
 「全然、考えていないです。色々、支えてもらった人たちに恩返しがしたい。そっちの方で使いたいです」

 ―今季振り返って。コロナ禍もあった難しい年。
 「1年目から、自分はやってやるという気持ちで入ってきたので、その結果が試合に表れたり、全てに表れたのかな、と思います。本当にうれしく思います」

 ―調整など難しかった。
 「開幕が遅れた分、いろんな人とコミュニケーションを取ることができて、開幕してからはスムーズに入れた。皆さんに声をかけてもらって、いろんなことを聞くことができた。聞ける期間があってよかったなと思います」

 ―先発ローテーションを全うして、疲れは。
 「終わてみたら、やり切った気持ちが強いが、来年に向けてしっかり準備して頑張りたい」

 ―新人王最有力の活躍だ。
 「僕は1年目しか獲るチャンスがなかった。(シーズン)終盤は何が何でも獲りたいという気持ちでやっていた。このような結果になっていることはうれしく思います」

 ―発表は楽しみ?
 「はい、楽しみです」

 ―戸郷を意識していた。
 「(シーズンの)最初は先に行かれていたので、終盤で勝ちたいという気持ちがどんどん強くなった」

 ―チームトップの10勝、リーグ2位の防御率、投球回。自分で満足いく結果は。
 「規定投球回にいけて、防御率1点台。2桁勝てたのもうれしいです」

 ―要因は。
 「1週間に1回しか投げないので、そこでトレーナーの方だったり、コーチの方だったり、周りの選手だったり、いろいろ話して、しっかり準備していけたことだと思う」

 ―明大の先輩でもある野村にも助言を求めた。
 「どういう感じで投げているのか、など聞きました」

 ―自分の投球貫けた。信念は。
 「やっぱり負けたくない気持ちが強い。投げるからには勝てるようにしないといけない。自分もやらないといけないという気持ちだった」

 ―ボールが通用すると感じたのはいつごろ。
 「終盤にかけて、球が強くなっているのではないかな、と感じました。そこからまたレベルアップしてやりました」

 ―印象に残っている試合。
 「全試合です。うれしい時も悔し時もあったので。完封した試合もそうだし、最終戦もそうです」

 ―苦しかった時期は。
 「夏の終わりぐらいです。移動もそうですし、ゲームの入り方もそうですし、大学の時とは全然違って、難しいなと思うこともあった」

 ―オフは。
 「しっかり練習もしつつ、まだまだ成長していきたい」

 ―自主トレは。
 「(大瀬良)大地さんとやりたいと決めていたんですが、いろいろありまして、どうするか決まっていない」

 ―レベルアップには。
 「真っすぐもそうですし、コントロールも、勝負所での球だったり、もう一つレベルアップできるように」

 ―キャンプに向けて。
 「今までやってきたことをしっかり継続すること。レベルアップするためには、何か一つ、やってきたことにプラスしていけたら」

 ―球種も増やす。
 「球種はそんなに考えていないですが、今投げているボールをどうやってコントロールするか、精度を上げたい」

 ―ドラフト1位の栗林投手が「森下投手を超えるぐらい」と話している。
 「自分よりすごい選手がカープにはいる。自分は負けないようにやりたい」

 ―2年目の目標は。
 「同じような働きをして、1年目より2年目となるように」

 ―こだわりの数字。
 「来年も2桁勝って、防御率も今年ぐらい、今年に近い数字になれば。そのためにも、まずはローテーションをしっかり守って、規定投球回をしっかり投げたい」

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